どんな仕事や職種に就いていても、独立を考える時があるものです。
仕事が面白くないと感じたときも独立を考えたり、辞めたときのことを想像したりします。
また人間関係が上手くいっていない、職場環境が良くないと感じる場合も、やはり退職などが頭をよぎるようです。
これは誰しもが感じることですし、このような理由以外でも仕事を辞めて独立することを考えることがあります。
生活環境が変わった時に、考えることが多いように感じます。
IT関連の仕事に就いていると、特に独立を意識する機会が多いように思います。
仕事の結果が分かりやすいのと、自分の能力と他者の能力を比べやすいからではないでしょうか。
自分はこれだけ仕事が出来るのだから、という考えから始まり、仕事を辞めて独立したら、こんな仕事の仕方はしない、自分ならこうするのに、といった理想が芽生えるからでしょう。
ですが独立をするということは、経営者の仲間入りをするということです。仕事は難しくなくても、経営はとても難しいものです。
営業がいなくては仕事がありませんから、営業の仕事もします。
入出金の管理など、経理もいませんから、経理の仕事もしなくてはいけません。
業務範囲はこれだけと決まっているわけではないのは、システムエンジニアと似ているかもしれません。
システムエンジニアが担当する仕事の範囲は一概に言えないほど幅広いケースがあります。
だからこそ独立した場合には、それまでに前職でどれだけ多くのことを経験してきたかが
重要なポイントになるのです。
もちろん経営者としての物の見方、考え方も必要になってきます。
個人事業主になる、独立するということは経営者であり、営業担当であり、経理担当であり、実務担当でもあるのです。
これはかなり忙しくなるだろうと、安易に想像がつくと思います。
しかも実務をしている間は、営業に回ることも出来ません。
自分のスケジュール管理をしっかりしておかないと大変な思いをすることになるので、時間の管理などは注意が必要です。