会社に勤めているといつかは自分も独立して、自分の会社を持ちたいと考えるのではないでしょうか。
その時はまず会社の中で、出来る準備をすることです。
出来る準備とは、経営者としての考え方や対応の仕方です。
独立するという時は、自分も経営者になるのですから、経営者としての様々なことを学んでおかなくてはいけません。
実務に関しては職種もあるでしょうが、自分が行っていた職種には問題がないと思います。
そして後からでも勉強したり、学ぶ機会もありますが、経営に関してはそうはいきません。
本を読んでもピンとこないことが多いのです。ですが自分の会社の経営者ならどうでしょうか。
かりにも会社を経営している、ということは立派な経営者です。
そして社員が何人かいれば、その人たちの生活も守らなくてはいけなくなります。
このような観点から物事を見ると、今まで見過ごしていたことなども見えてくるのではないでしょうか。
実務者の立場と、経営者の立場とではかなり違ってきますので、その違いも考えるようにすると後々役に立つと思います。
実際の経営者と関わることは少ないと思いますので、在籍中にしっかりと勉強しいておくことが大切です。
また、今後独立してから、多くの経営者と話す機会も出来るので、その時の参考になるようなことを探しておくのも良いでしょう。
例えば、人事の管理はどうしているのか、経理に関することはどこまで経営者は立ち入っているのか、またどれぐらい会社のことを理解しているのか、といったところです。
いざ同じ経営者になるだ、と思って見ると、今まで気づかなかったことなども見えてくるようになります。
そして実務者からの目線とを、常に忘れないようにしなくてはいけません。